自動車担保融資 ブラックの人でもお金を借りれるのか?
自動車担保融資とは、自動車を担保としてお金を融資する制度です。
融資ですから当然金利がかかります。
大手消費者金融は自動車担保融資を通常行っておりませんので、
地域の貸金業者が行っている関係上、少し怪しいと感じる方も多いかと思われます。
〇 実態はどうなのか?
自動車担保融資は世間一般に言うブラックの方でも借りる事が出来ます。
なぜならば、
貸金業者は返済が滞納した時に担保として設定している自動車を売れば、
元本割れする事が無いからです。
最近では「乗ったまま融資」という看板も見かけるようになりましたが、
乗ったまま融資の場合は、自動車の所有者が貸金業者の名前になり融資を受けて、
万が一返済が滞った時は貸金業者が車を引取りに来る。というものです。
〇 金利は?
当然、金利は法定金利内ではありますが、実質はそれ以上かかります。
具体的には、担保設定した車を貸金業者預かる場合、
その車の駐車場代などが設定されます。
決して高い金額ではありませんが、一カ月1万円ほどでも結構大きいですよね。
そのあたりの契約にしっかり目を通しておかないとお金を借りて車を手放す結果となるでしょう。
〇 どの位のお金を借りれるの?
自動車担保融資の相場は、自動車相場の50%程度です。
これは一般的にかなり低い水準となります。
例えば200万円の車を担保に入れて融資を受けようと思うと、
上限が100万円となります。
且つ、返済が滞って車を貸金業者が引き取っていったというケースも多い為、
お金に困ったときは腹をくくって売却した方が断然得になります。
借りるときは誰もが返済できると思って融資を受けますが、
現実問題30%~40%位の人が返済が滞るという結果があります。
消費者金融の世界でも果てしなく滞納率が高いサービスですが、
車を担保に入れなくても融資を受けれる方は消費者金融で借りますので、
そう考えると結構納得のいく数字なのかもしれません。